
今回は『オボシュランプ(スタンダード)』の紹介をしていきます!
『オボシュランプ』は、相棒に【獲物貫き、オボシュ】を採用したランプデッキです。
純粋なティムールランプとは違いアドベンチャーとハイブリッドな構築なので、序盤からしっかり動き、中盤以降には大技を撃つ!とどのレンジでも楽しめるデッキとなっていますので是非興味がある方は使用してみてください。
比較的初心者に向けた記事となっており、MTGを始めたばかりの方や、いまいちデッキの動かし方が分からない…という方の参考に少しでもなれば幸いです。
※今回紹介するデッキは『ゼンディカーの夜明け』セット後のデッキになります。
約5分で解るデッキ紹介動画でもMTGアリーナを使用して『オボシュランプ(スタンダード)』の紹介をしていますので併せてご覧ください。
『オボシュランプ』デッキリスト

サイドボード(15)
1 怪物の代言者、ビビアン
2 鎖巣網のアラクニル
1 獲物貫き、オボシュ
3 神秘の論争
2 打ち壊すブロントドン
2 アゴナスの雄牛
2 運命の神、クローティス
2 アクロス戦争
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※Macの場合は「テキストエディット」だと正しくインポートができない為、「Pages」で開くことをオススメします。
『オボシュランプ』について
デッキの特徴

相棒に【獲物貫き、オボシュ】を採用したランプデッキです。
相棒の制限により奇数のマナコストしか入れることができないですが、それを回避するために2マナで使用可能な出来事呪文を持つ【砕骨の巨人】【厚かましい借り手
】が入っています。
そして、それらを最大限活用できる【エッジウォールの亭主】も入る構築がされており、ランプとアドベンチャーのハイブリッドが特徴的なデッキです。
各カードの役割

やはりランプといえばマナ加速!

【豆の木の巨人】は出来事呪文で土地を持ってきた後は、本体が土地の枚数分のスタッツになるのでアタッカーとしても優秀!
後述する【峰の恐怖】や【発生の根本原理
】との相性も抜群で、驚異的なダメージを叩き出す可能性を秘めたオボシュランプにばっちりとハマるクリーチャー。

【耕作】は土地を2枚探せる優秀なマナ加速呪文!
1枚はそのまま戦場に出せ、1枚は手札に入れれるので上陸を持つ【カザンドゥのマンモス】との相性も最高!
どちらも3マナのマナ加速なので初手に持っておきスタードダッシュに備えたいカードです。

マナ加速と共にデッキの中心となるのが各種アドベンチャーカード達。
【エッジウォールの亭主】はアドバンテージをもたらしてくれる優秀なクリーチャー。
アドベンチャーデッキでも重宝されるおじさん!
特に【恋煩いの野獣】との相性は最高。
他にも多数の出来事クリーチャーが入っているので合わせて使用したいです。

相棒として【獲物貫き、オボシュ】を採用しているので奇数のコストしか入れることが出来ないデメリットを【砕骨の巨人
】【厚かましい借り手
】といった出来事が2マナで使用できる優秀なクリーチャーで解決しています。
【砕骨の巨人】は最近は色々なデッキで引っ張りダコの優秀なクリーチャー。
2点火力付きで本体も4/3と攻撃力高めなのが嬉しい。
【厚かましい借り手】も2マナで出来事を使用でき、バウンスという万能の対策カードとして使用しやすいです。
本体も3/1、飛行でクロックとして優秀なので攻撃のために早めに本体を出すのも大事!

3マナクリーチャーとして【カザンドゥのマンモス】や【恋煩いの野獣
】も採用されています。
両方とも強力なパワーを持つので序盤から相手のライフを削ったり、相手のクリーチャーから身を守る助けになります。
また【グレートヘンジ】を出す際にも良いアシストをしてくれます!
これらクリーチャーからアドバンテージの塊である【グレートヘンジ】を素早く出せると戦いも楽になるでしょう!

大型クリーチャーは【峰の恐怖】と相棒の【獲物貫き、オボシュ
】がいます。
【峰の恐怖】はこのデッキの顔!
除去されるときに直接ダメージを飛ばす能力と、他のクリーチャーが戦場に出たときにパワー分を火力として対象に与える能力を持ちます。
本体もパワー5、飛行と強力!
【峰の恐怖】が戦場に出た後はクリーチャーを連打や【発生の根本原理
】を唱えてゲームを終わらせましょう!
【獲物貫き、オボシュ】は自分のコントロールする、コストが奇数の発生源のダメージを2倍にする超攻撃的能力を持つので、【峰の恐怖
】のダメージが2倍になったりととんでもないダメージ量を叩き出すことがあります!

デッキの奥義とも言える【発生の根本原理】も【獲物貫き、オボシュ
】並にとんでもない結果を生みます。
さきほどの【峰の恐怖】と他数体のクリーチャーがめくれた場合は、解決順を適切にすることで【峰の恐怖
】の能力で大ダメージを飛ばすことが可能!
さらに【獲物貫き、オボシュ】が先に戦場に出ていると見たことのない大ダメージを叩き出すことも夢ではありません!
デッキの動き

主なデッキの動きは序盤はアドベンチャーデッキのように【恋煩いの野獣】や【砕骨の巨人
】で戦場を固めたり、ランプらしく【耕作
】といったマナ加速で土地を伸ばしていきます。
しっかりと時間を稼いでのちの巨大呪文まで繋げることが大事!

土地が伸びた後は【獲物貫き、オボシュ】を設置したり、【峰の恐怖
】で空から攻めていく手段をとるのも重要。
また【発生の根本原理】で一気に戦場を固めて有利にしましょう!

ただし大型の呪文が多いので、相手のカウンター呪文にはご注意を!
大型クリーチャーや【グレートヘンジ】で万全にしつつ勝利を目指しましょう!
サイドボード
サイドボードの候補としてよく採用されているカードの紹介です。

戦場に出たときに相手の飛行クリーチャーにダメージを与えることができるクリーチャー。
脱出持ちで脱出後はパワーが上がるので、飛行クリーチャー多めディミーアローグ等に対して優秀なカード。

【運命の神、クローティス】は最初のメインフェイズに墓地を追放できる能力を持ちます。
それが土地の場合はマナ加速ができて、土地じゃない場合はライフの回復と相手へのダメージになるので、状況に応じて選択することが可能です。
相手が脱出を持つカードを採用している場合に、墓地追放は重要な役割をします!

【神秘の論争】
基本は3マナだが、青の呪文に対しては1マナで打てる強力なカウンター。
こちらの重要な巨大呪文の打ち消し対策に頼りになるカード。

3/4と優秀なスタッツを持つクリーチャー。
強力なアーティファクト、エンチャントの対策や、アグロ相手のブロッカーとしても優秀!
上記以外にもメタゲーム次第で色々なカードがサイドボードの候補になるので、是非色々なカードを試してクリティカルな1枚を探してみてください!
デッキ紹介動画【MTGアリーナ】
デッキの動きをMTGアリーナを使用して解説している動画もありますので、そちらも併せてご覧ください。
まとめ
今回は『オボシュランプ』デッキの紹介でした。
マナ加速だけではなく序盤からアドベンチャーデッキのように立ち回り、中盤以降はランプデッキらしく強力な呪文を叩きつけるのが楽しいデッキとなっています!
【獲物貫き、オボシュ】や【峰の恐怖
】は1ターンでも生き残ると楽しい動きをしてくれるのでぜひ体験してみてください!
【発生の根本原理】からのガチャ感も楽しめるおすすめのデッキです。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!