出来事・上陸カードで素早く殴り勝つ『グルールアドベンチャー』

出来事・上陸カードで素早く殴り勝つ『グルールアドベンチャー』

今回は、出来事・上陸カードで素早く殴り勝つ『グルールアドベンチャー(スタンダード)』の紹介をしていきます!

『グルールアドベンチャー』は強力なクリーチャー達と、出来事を使いクリーチャーで攻めつつもアドバンテージを取って戦うデッキです。

出来事、上陸で圧倒的なパワーやアドバンテージを獲得して相手に攻め込むアグレッシブなデッキとなっていますので是非興味がある方は使用してみてください。

比較的初心者に向けた記事となっており、MTGを始めたばかりの方や、いまいちデッキの動かし方が分からない…という方の参考に少しでもなれば幸いです。

※今回紹介するグルールアドベンチャーは『ゼンディカーの夜明け』セット後のデッキになります。

約5分で解るデッキ紹介動画でもMTGアリーナを使用して『グルールアドベンチャー(スタンダード)』の紹介をしていますので併せてご覧ください。

『グルールアドベンチャー』デッキリスト

↓ダウンロードはこちらから[ARENA]

※Macの場合は「テキストエディット」だと正しくインポートができない為、「Pages」で開くことをオススメします。

『グルールアドベンチャー』について

『グルールアドベンチャー』は以前からあるデッキではありましたが、10月の禁止改定後多く使用されるデッキとなりました。

『ゼンディカーの夜明け』リーグ・ウィークエンド(10月)でも使用されており、日本のプレイヤーも調整チーム(佐藤氏、熊谷氏、高橋氏、原根氏、井川氏)で作り出したグルールアドベンチャーを使用し好成績を納めています。

また先日の「日本選手権2020秋」や「セカッピーコロシアム」といった大きい大会でもよく見るデッキの1つとして存在感のあるデッキとなっています。

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デッキの紹介

デッキの特徴はエッジウォールの亭主imageと出来事のシナジーと、上陸シナジーが両方入っている点です。

エッジウォールの亭主imageの出来事カードを使用した能力でカードを引き、息切れしないように保ちながら、上陸カードの山火事の精霊image】【カザンドゥのマンモスimageでサイズアップをしてダメージを刻んでいく戦い方になります。

フィニッシャーはエンバレスの宝剣image

赤いアグロの最終兵器はもちろんこれ!+1/+1・2段攻撃・トランプルと抜群の破壊力を持っています。

場に出るクリーチャーのパワーが大きい分、グレートヘンジimageも出しやすい!

このカードでさらにアドバンテージを稼いでいきましょう!

各カードの役割

エッジウォールの亭主image】【恋煩いの野獣image】【砕骨の巨人imageは出来事(アドベンチャー)デッキでよく使用されているカードです。

打点に優れた出来事クリーチャーを唱えれば、エッジウォールの亭主imageの能力でドローすることができます。攻めつつも、手札枚数を増やすことができるというお得な一枚。

恋煩いの野獣imageは1/1のクリーチャーをコントロールしていないと殴りにはいけませんが、3マナ5/5という破格のスペック!

ゲーム序盤で自身の出来事である《切なる思い》で1/1トークンを出して殴りにいく準備を整えましょう!エッジウォールの亭主imageも1/1なので恋を煩う相手は亭主でもOK!

砕骨の巨人imageはクリーチャー・プレインズウォーカー・プレイヤーのいずれかに2点ダメージを与えることができます。このカードを使用して相手の邪魔なクリーチャーを上手く除去していきましょう!

本体自体も3マナ4/3と大きめ。このクリーチャーは対象となるたびに、その呪文のコントローラーに2点ダメージを与えるのでこの能力は忘れずに!

『ゼンディカーの夜明け』セットで新しく追加された、上陸持ちのクリーチャーカード山火事の精霊image】【カザンドゥのマンモスimageも採用されています。

これらの上陸クリーチャーを活かすために、土地1枚で2回分の上陸を誘発することができる寓話の小道image】【進化する未開地imageも採用されています。

同じターンで生贄に捧げて高ダメージを与えるかは、状況を見て臨機応変に使用する必要があります。

『ゼンディカーの夜明け』セットで新しく追加された、片面は緑・もう片面は赤の土地カード岩山被りの小道imageは土地事故を減らして安定性をもたらしてくれます。

探索する獣imageはプレインズウォーカーと対戦相手のライフにダメージを与えることができます。警戒・接死・速攻持ちで、パワーが2以下のクリーチャーにはブロックされないので、殴りにいきやすいクリーチャーです。

漁る軟泥imageは緑マナを使用し墓地から1枚カードを追放すると+1/+1カウンターと1点ライフを得られます。できるタイミングでサイズアップしていき、殴る準備を整えましょう!

原初の力imageは+修正の後に格闘をするソーサリー呪文。緑系対決やヨーリオン系など、クリーチャーを対処したい時に活躍するカード。

除去は焦熱の竜火imageと土地にもなる髑髏砕きの一撃imageが採用されています。

デッキの動き

主なデッキの動きは恋煩いの野獣image】【カザンドゥのマンモスimageのような3マナまでに優秀なクリーチャーが多いので、戦場に早めに展開して素早く相手のライフを削りにいきましょう。

その後は戦線を維持しつつグレートヘンジimageを展開できると戦いやすくなります。

また各種除去も使用して相手の邪魔になるブロッカーをしっかり除去して攻め込みます。

相手によってはメインから採用してある漁る軟泥imageをもりもり成長させてメインアタッカーに育てあげるのもよいですね。

クリーチャー展開をしても手札が無くならないようにエッジウォールの亭主imageグレートヘンジimageは大事にしてアドバンテージを取りつつ相手のライフを削り勝利を目指しましょう!

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サイドボード

サイドボードの候補としてよく採用されているカードの紹介です。

アクロス戦争imageは相手のクリーチャーを一時的に奪う英雄譚。

これで火力では対処しづらいカードを拝借して、逆に攻撃を与えることでダメージレースをひっくり返すことができます。

2章の必ず攻撃させる能力や、3章の条件付きの全体火力も優秀なカード!

アゴナスの雄牛imageは最近の赤のデッキではよく見かけるようになったクリーチャー。

戦場に出たら手札を捨てる代わりに、3枚もカードを引ける強力な能力を持ちます。

さらに大量の追放が必要ですが、脱出が2マナと軽いのも優秀!

デッキ破壊をしてくる相手の場合は無理なく脱出ができるので採用されています。

怪物の代言者、ビビアンimageは常在型能力を持つ優秀なプレインズウォーカーです。

中でも+1でクリーチャートークンを生成できる能力は強力!

生成するトークンは3/3で警戒、到達、トランプルの中から能力を選べるので状況に合わせて必要なトークンを生成して戦場を強固なものにしましょう。

運命の神、クローティスimageは最初のメインフェイズに墓地を追放できる能力を持ちます。

それが土地の場合はマナ加速ができて、土地じゃない場合はライフの回復と相手へのダメージになるので、状況に応じて選択することが可能です。

相手が脱出を持つカードを採用している場合には、墓地追放は強力な能力となるので採用されています。

上記以外にもメタゲーム次第で色々なカードがサイドボードの候補になるので、是非色々なカードを試してクリティカルな1枚を探してみてください!

参考

デッキについてもっと詳しく知りたい場合は、井川良彦選手(@WanderingOnes)がとても分かりやすく、細かく記事にしていただいているので参考にしてみてください。

MTG │ 大会レポート │ 井川良彦【ライバルズリーグ第1週】

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デッキ紹介動画【MTGアリーナ】

デッキの動きをMTGアリーナを使用して解説している動画もありますので、そちらも併せてご覧ください。

まとめ

今回は『グルールアドベンチャー』デッキの紹介でした。

出来事、上陸で圧倒的なパワーやアドバンテージを獲得して相手に攻め込むアグレッシブなデッキとなっていますので是非興味がある方は使用してみてください。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう!

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