みなさんこんにちは、arimaroです!
最近のMTGを語る上でどうしても話題に出てくるものがあります。
そう「禁止改定」です!

特定のデッキが強すぎて環境を支配したり、予定外の動きをしたりと原因は多数ありますが、カードを禁止することで環境を健全にするために行われる裁定です。
以前から強力なデッキが蔓延した場合は処置されていましたが、最近はちょーーーーっと多い気がします。
そんな環境がガラリと変わる禁止改定の以前の情報は過去記事でまとめていますのでご覧ください。

●ついにオーコがスタンダード禁止に!!MTGの禁止改定の歴史を振り返ろう。
上記以外では以下のものがありました。(今回はスタンダードに焦点をあてています)
●2020年6月1日 禁止制限告知 公式サイト

・《裏切りの工作員》禁止
・《創案の火》禁止
・相棒ルール変更
●2020年8月3日 禁止制限告知 公式サイト

・《荒野の再生》禁止
・《成長のらせん》禁止
・《時を解す者、テフェリー》禁止
・《大釜の使い魔》禁止
●2020年9月28日 禁止制限告知 公式サイト

・《自然の怒りのタイタン、ウーロ》禁止
●2020年10月12日 禁止制限告知 公式サイト

・《創造の座、オムナス》禁止
・《幸運のクローバー》禁止
・《僻境への脱出》禁止
今年に入ってスタンダードだけで4回目か・・・
今回ビックリなのは【創造の座、オムナス】が禁止になったことです。
「ゼンディカーの夜明け」が発売されてから17日での禁止となりました。
最速記録更新!
この禁止は商品の目玉カードを禁止にしたことでガチだったことが良くわかります。
しかし最近の禁止で出てくる影響を考えると恐ろしい・・・
MTGアリーナの場合は神話レアとなって戻ってきますが、紙の場合は持っていたカードが禁止になると”ほぼ”安くなるので資産としての価値がガクっと下がります。
さらに今回の「ゼンディカーの夜明け」は9月25日発売だったのですが、セットブースターやコレクターブースターは発売延期されており10月2日発売となっていました。
ということはセットブースターを購入待ちだった人は・・・発売後10日で禁止!
さすがにこれは早い・・・
時代が変わったからかスタンダードのメタの広まりが早くなり、新しいデッキが昔より早いスピードで蔓延するのも感じています。
そしてやはり勝負で勝つために強いデッキを使うのは当然の選択なので、大きめの大会や先日のグランドファイナル等で1つのデッキが突出してそのまま「禁止改定」という流れが少しずつ出来始めているのが個人的に心配。
プロたちの大会をみてテンション上げて「ヨッシャー次からそのデッキ使うぞ!」と思ってたら禁止するので使えませんというのは、テンションが下がってしまう原因になりそうです。
あと気になるのがデジタルのMTGアリーナでは禁止された場合、ワイルドカードとなって一応の補填がされます。
しかし紙だとただ単に使えなくなるだけなのでここもツライ!
デッキが複数作れない方や、MTGの楽しみ方を好きなデッキを使いたい方等はオムナスを使いたくても使えないとばっちりのような事態になっています。
フライデーナイトマジックとかで好きなカードで遊べなくなるのは切ないぞ・・・
またマジックのカードを取り扱っている店舗もかなりやりづらくなりそうです。
個人的には紙のマジックあってこそのものだと思うので、紙が盛り上がるような何かに期待したいです。
ですがカードの開発は大変な労力がかかっている事も、経営的に色々な施策等もあるかと思うので今後に期待して今は新しくなった環境でマジックを楽しんでいこうと思います。
マジックってゲームは面白いんだよなぁ。
それではまた次回!