新しい年が始まりMTGも新しいエキスパンションが登場しようとしています。
2020年最初のエキスパンションは『テーロス還魂記』!
2013年に1度訪れた次元『テーロス』の再訪です。
→公式サイト:テーロス次元
『テーロス還魂記』最初の記事では登場する能力と、すでに日本公式で発表されているレア・神話レアカードを感想と共にまとめていきたいと思います。
今回のトレイラーも雰囲気があって最高なので是非ご覧ください。
- 1. 『テーロス還魂記』登場能力
- 2. 新カード
- 2.1. 太陽の宿敵、エルズペス
- 2.2. 太陽冠のヘリオッド
- 2.3. 牧歌的な教示者
- 2.4. アショクの消去
- 2.5. 水底のクラーケン
- 2.6. 波破りの海馬
- 2.7. 騒音のアフィミア
- 2.8. 荒涼とした心のエレボス
- 2.9. 裏切る恵み
- 2.10. ティマレット、死者を呼び出す
- 2.11. 悲哀の徘徊者
- 2.12. アクロス戦争
- 2.13. アゴナスの雄牛
- 2.14. 青銅血のパーフォロス
- 2.15. 嵐の伝令
- 2.16. 嵐の怒り
- 2.17. 地盤の巨人
- 2.18. 死の国からの脱出
- 2.19. 終わりなき巣網のアラスタ
- 2.20. ネシアンの猪
- 2.21. 鋭い目、ナイレア
- 2.22. ナイレアの介入
- 2.23. セテッサの勇者
- 2.24. 未知なるものの魅惑
- 2.25. 悪夢の詩神、アショク
- 2.26. 半真実の神託者、アトリス
- 2.27. 驚異の造り手、ダラコス
- 2.28. 終わりなき踊りのガリア
- 2.29. 運命の神、クローティス
- 2.30. エイスリオスの番犬、クノロス
- 2.31. 鎖を解かれしもの、ポルクラノス
- 2.32. ニクスの睡蓮
- 2.33. 占術土地
- 3. まとめ
『テーロス還魂記』登場能力
脱出

今回の新キーワード能力。
ストーリー的には死の国から脱出するのでしょうか、気になる・・・
能力はマナ・コストと指定された枚数カードを追放することで、墓地から唱えることができるようになる!
さらに脱出すると追加の効果があったりと次回スタンダードではよく見る能力になりそう。
1枚で複数回使える能力は優秀!
今後の脱出カードに期待しましょう。
信心

前回の「テーロス」から引き続き登場した用語。
信心とは自分のコントロールするマナ・コストにある指定の色シンボルの数のこと。
モダン等でも信心デッキというアーキタイプが存在するので今回のスタンダードでも期待したい。
最近トリプルシンボルのクリーチャーが多かったのはこれの布石かもしれない。
星座

前回の「テーロス」から引き続き登場した用語。
エンチャントが自分のコントロール下で戦場に出ることで誘発する能力を表す用語。
「テーロス」とエンチャントは深い関係にあるので今後はエンチャントをメインにしたデッキが活躍するかもしれない。
現在の「エスパースタックス」デッキには追い風か?
英雄譚

「ドミナリア」で登場したエンチャントの種類。
英雄譚は本のように「章」で区切られており、毎ターン1つずつ「章」が進み能力が誘発します。
ドミナリアでは【ベナリア史


上記が『テーロス還魂記』で出てくる能力になります。
新しいものや懐かしいものが色々と体験できそうです!
上記の能力を使用したデッキを妄想しながらリリースに備えましょう!
おまけ

新能力ではないですが、新アートとして新しく土地カードのイラスト発表されました。
「テーロス」らしい星座をイメージしたようなアートになっています。
「テーロス」はここから魔力が生まれてるのかも・・・
とりあえずは全種類欲しい!
新カード
ここからは現在までに日本語公式で登場した新カードのレア・神話レアをコメントと共にまとめていきます。
新カードをしっかり確認して新デッキ案を考えましょう!
太陽の宿敵、エルズペス
久々に登場のエルズペス!
4マナで初期忠誠度5のPW
-1:自分のクリーチャー最大2体を+2/+1
-2:白の1/1、人間・兵士トークンを2体生成
-3:5点回復
6マナで新能力の脱出持ち。
全ての能力がマイナス、大マイナスが無い。
その代わり墓地から脱出で唱えることができるので、完全に対処するのが難しいPWとなっている。
イラストはとても禍々しい槍をもっているのでストーリーにも要注目!
太陽冠のヘリオッド
エルズペスとの因縁が深いヘリオッドさんも登場。
伝説・クリーチャー・エンチャント・神タイプという多様なタイプを持つ。
能力は破壊不能、5/5と強力だが、信心が5未満の場合はクリーチャーではない。
ライフを得るたび味方を強化する能力と、2マナで他の対象に絆魂を与えることができるので自己完結能力を持つ。
すでにパイオニア以下では【歩行バリスタ】との無限コンボに注目されている。
牧歌的な教示者
モーニングタイドからの再録であるエンチャントサーチ呪文。
デッキから直接手札に加えるのが強力。
「テーロス」ではエンチャントが多いので活躍に期待したい。
アショクの消去
エンチャントなのにカウンターのような動きができる呪文。
出たときに対象の呪文を追放してさらに、同じ名前の呪文を唱えることができなくなる。
ただし【アショクの消去】が場を離れると追放した呪文は手札に戻る。
効果は強力!「打ち消す」ではないので「打ち消されない」呪文に対しても有効。
水底のクラーケン
カードを1枚引くたびに1マナ払うことで+1/+1カウンターの強化&1/1トークンを生成するクリーチャー。
強化だけでなくトークンも生成するのが強力。
使ってみたい1枚。
波破りの海馬
相手ターン中に呪文を唱えるだけで1枚ドローできるクリーチャー。
条件達成は比較的緩く達成しやすい。
馬・魚というクリーチャータイプがインパクト大!
騒音のアフィミア
2マナ2/1と優秀なスタッツを持つ。
さらに終了ステップ開始時にエンチャントを自分の墓地から追放することで2/2ゾンビを生成できる。
使い終わったエンチャントが2/2になるのは嬉しい。
荒涼とした心のエレボス
黒の神も前回同様エレボス様。
4マナ、5/6、破壊不能という強力なスタッツを持つが、黒の信心が5未満だとクリーチャーではない。
他の自分のクリーチャーが死亡したときに2点ライフを支払うことで1枚ドロー。
2マナと他のクリーチャー1体を生贄にすることで対象に-2/-1の修正を与える能力を持つ。
これまた自己完結した能力を持つので上手く活用したい。
裏切る恵み
3枚ドローできるエンチャント。
デメリットとして自分が呪文を唱えるたびにライフを1点失う。
このエンチャントが呪文や能力の対象になった場合生贄に捧げる。
3マナで3枚ドローは強力、黒関係の手札補充として優秀なエンチャント。
ティマレット、死者を呼び出す
1,2章で墓地を増やしつつ2/2ゾンビを生成する。
3章では自分のゾンビの分回復、占術を行う。
墓地を増やしながら戦線強化ができるのが優秀で、回復もミッドレンジ以降のデッキだと役立つシーンも多く嬉しい。
墓地活用系のデッキで使用したい。
悲哀の徘徊者
戦場に出たときにヤギトークンを生成。
他のクリーチャーを生贄にすることで占術1ができる。
5マナで脱出を持ち、脱出した場合は+1/+1カウンターが2個乗った状態で出てくる。
コストがかからない生贄エンジンとして活躍の場があるかもしれない。
アクロス戦争
赤の英雄譚、1章で赤お得意のクリーチャーを拝借する。
2章では対戦相手のクリーチャーにアタックを強要。
3章でタップ状態のクリーチャーに自分のパワー分ダメージを与える。
相手のクリーチャーを奪いつつ除去ができるが、相手次第ではどデカいクリーチャーがアタックにくることも覚悟しないといけない。
アゴナスの雄牛
戦場に出たときに手札を捨てて3枚ドローする牛。
2マナという軽さで脱出可能だが追放枚数が8枚と多め。
脱出した場合は+1/+1カウンターが1つ乗った状態で出てくる。
赤の大量ドロー可能なクリーチャー。
手札を捨てることで墓地も増やせるので色々な活躍ができそうなカード。
青銅血のパーフォロス
赤の神様も前回同様パーフォロス様
安定の破壊不能、赤の信心が5未満だとクリーチャーではない。
他のクリーチャーに速攻を付与する能力を持つ。
3マナで手札の赤かアーティファクトのクリーチャーを戦場に出すことができる。
ただし終了ステップの開始時にそれらは生贄に捧げる。
【騙し討ち】を内蔵しており面白いデッキが作られそうな神。
嵐の伝令
3マナ3/2、速攻と優秀なスタッツのクリーチャー。
戦場に出たときに墓地にあるオーラカードを次の終了ステップの開始時まで、自分のクリーチャーにつけた状態で戦場に戻す能力を持つ。
墓地に大量にオーラを落として一気に相手を倒すデッキを作りたい!
嵐の怒り
全クリーチャーとPWに4点ダメージを与える呪文。
赤の強力な全体火力。
クリーチャーだけじゃなくPWにもダメージを与えられるのが嬉しい。
今後の赤系のデッキで見そうな1枚。
地盤の巨人
攻撃するか、相手の呪文の対象になるたびに以下から1つ選ぶ。
・各対戦相手に3点ダメージ
・ライブラリートップから2枚追放、その中から1枚を選びターン終了時までプレイしてもよい。
アタックするたびに必ず3点入るのは強力、疑似ドローも役立つので生き残ればワンチャンあるクリーチャー。
死の国からの脱出
自分の墓地の土地以外のカードは脱出を持つ。
終了ステップの開始時にこのカードを生贄に捧げる。
その昔【ヨーグモスの意思】という超強力カードがあったがそれに似た能力を持つエンチャント。
脱出コストの3枚追放がきついが面白いデッキが作られそうなカード!
終わりなき巣網のアラスタ
4マナ3/5、到達の蜘蛛。
タフネスが高いので大体の飛行は止められるのが頼もしい。
対戦相手がインスタント、ソーサリーを唱えるたびに1/2の蜘蛛トークンを生成する。
除去をされたとしてもトークンが残るので、かなり厄介クリーチャー。
ネシアンの猪
5マナでパワーが10というとんでもない猪。
【寄せ餌】能力を持ち相手にクリーチャーがいたら疑似除去にもなる。
ただしブロックされた場合相手にドローされるという強烈なデメリットを持つ。
【投げ飛ばし】で半分のライフを奪える!
鋭い目、ナイレア
緑の神も前回から引き続き登場のナイレア様。
破壊不能、信心5未満ではクリーチャーではない。
自分のクリーチャー呪文はコスト-1される。
3マナでライブラリートップをめくり、それがクリーチャーの場合は手札に加える。
デッキ次第ではアドバンテージが取りやすい強力な能力。
クリーチャー多めの緑信心デッキが作りたくなるカード。
ナイレアの介入
以下から1つを選ぶソーサリー呪文。
・ライブラリーから土地カードを最大X枚手札に加える。
・飛行を持つ各クリーチャーにXの2倍のダメージを与える。
土地カードであればなんでも良いのが強力なので、今後土地が増えるとさらに強くなる。
飛行にX点ダメージも高いダメージを出しやすいので使いやすい。
セテッサの勇者
自分がエンチャントを出すたびに+1/+1カウンターを乗せ、カードを1枚ドローするクリーチャー。
エンチャントレスデッキが復活する1枚になるか!
未知なるものの魅惑
6枚公開して相手が選んだ1枚以外の5枚を手札に加えることができる驚異の呪文!
ただし相手が選んだ1枚は相手がタダで唱えることができるので、何が出るかは神に祈ろう。
悪夢の詩神、アショク
「灯争大戦」でも登場したアショクさんが再登場!
5マナで初期忠誠度は5
+1:「攻撃するかブロックするたび対戦相手のライブラリートップから2枚追放」を持つ2/3のナイトメア・トークンを生成。
-3:土地でないパーマネントを1つバウンス、その後そのプレイヤーは手札を1枚追放する。
-7:相手の追放カードから最大3枚をタダで唱えることが可能。
やっぱりアショクといえば追放らしく、能力には追放が多め。
バウンスして手札を追放を上手く使用すると追放除去にもなる、活躍に期待したいPW。
半真実の神託者、アトリス
戦場に出たときに相手にライブラリーから3枚を2つの束に分けさせ、その後どちらか1つを自分の手札に加える変わった手札補充能力を持つクリーチャー。
裏向きの束と表向きの束にするのが面白くギャンブル要素強め。
地味に威迫がありパワー3あるので攻撃性能も高い。
驚異の造り手、ダラコス
タップでアーティファクト専用のマナを生み出せるクリーチャー。
2マナ増やすことができるので加速力は高い。
似た能力を持つ【名高い武器職人】も存在する。
ただしこちらは装備しているクリーチャーは飛行、速攻を持つので自分で装備マナを捻出してそのままアタックという流れも可能。
終わりなき踊りのガリア
2マナ、2/2、速攻のサテュロス。
他の自分のサテュロスに+1/+1、速攻を与えるロード。
3体以上でアタックするたびにカードを1枚無作為に捨て、2ドローする能力も持つのが嬉しい。
イラストがかつてないくらいに明るく爽やかである。
運命の神、クローティス
グルールの神様といえばゼナゴスだったが今回は新顔の神様が登場!
破壊不能、赤と緑の信心が7未満の場合はクリーチャーでは無い。
戦闘前メインフェイズの開始時に墓地からカードを追放、そのカードが土地の場合RかGを加える。
それ以外のカードの場合2点回復、対戦相手に2点ダメージの能力を持つ。
墓地を増やすことでマナ加速をすることや、回復、ダメージを与えることができるのが面白い。
使い方が難しいが上手く使いたい1枚。
エイスリオスの番犬、クノロス
3マナ、3/3、警戒、威迫、絆魂。
墓地のクリーチャーは戦場に出られない。
プレイヤーは墓地から呪文を唱えられない。
【探索する獣】並みに能力を持つ地獄の番犬。
今回推奨されてる脱出を完全否定するカード!
鎖を解かれしもの、ポルクラノス
今回のテキスト長い大賞!
前回から再登場のポルクラノス君。
今回は黒が足されてゴルガリカラーとして登場!
4マナ6/6として最初は登場して、脱出後は12/12として出てくる。
ダメージを軽減してその分のカウンターを減らす能力を持つのですぐにはやられない。
3マナで格闘もできるので除去としても活用できる。
ニクスの睡蓮
新しく登場したロータス!
【ニクスの祭殿、ニクソス】の能力を内蔵している。
4マナで戦場にはタップ状態で出るのですぐには動けないが、マナを大量に出すことができる。
アンタップする手段と同時に使いたい。
占術土地
奔放の神殿・欺瞞の神殿・啓蒙の神殿・悪意の神殿・豊潤の神殿
友好色の占術ランドが登場!
まとめ
以上が現在公開されたレア・神話レアカードになります。
今後さらに増えていくので毎日の楽しみにしましょう!
そしていつも通りMTGアリーナ内では『テーロス還魂記』の先行商品予約も始まっています!
今回は2種類の商品が販売中。
『テーロス還魂記』50パック
【悪夢の詩神、アショク】1枚
【悪夢の詩神、アショク】カードスタイル
アショク・モザイク画版スリーブ
『テーロス還魂記』マスタリー・パス10レベル分
シールド参加券2つ
【太陽の宿敵、エルズペス】1枚
【太陽の宿敵、エルズペス】カードスタイル
エルズペス・モザイク画版スリーブ
上記内容が各$49.99で販売されています。
『テーロス還魂記』を買う予定がある方は購入を考えてみてはいかがでしょうか。
なんだかんだでMTGアリーナでの実装はあと2週間ほど!
プレビューカードもかなり出てきたので新しいデッキを考えたりとこの時期を楽しんでいきましょう!
それではまた次回!