先週末は今シーズン最後のMCが行われてスタンダードの新たなデッキが登場して最高に盛り上がった週末でした。
3日間とも日本語解説もあり(解説陣も最強クラスだったので)わかりやすく面白かった!
是非見ていない方はアーカイブを是非ご覧ください。
今回のMCⅦで世界選手権2019の出場選手も決まり世界最高峰の戦いも楽しみになってきました。
→マジック:ザ・ギャザリング世界選手権2019出場選手紹介
今回の記事はMCⅦのトップ8で面白いデッキがあったので紹介したいと思います。
使用者はアンドレア・メングッチ選手。
もはやMCのトップ8常連ですね!
デッキはシミックランプ!
構築が魅力的だったので紹介したいと思います。
デッキ紹介
4 世界を揺るがす者、ニッサ

デッキ内容
デッキ構築をみてみるとなんと『エルドレインの王権』のカードがメインでは【ギャレンブリグ城】【ヴァントレス城
】の2種類!
『エルドレインの王権』前に活躍していたエレメンタルが入ったランプ型に戻る形で構築されています。
マナを伸ばすためにかなりのカードが採用されており【樹上の草食獣】【枝葉族のドルイド
】【発現する浅瀬
】【成長のらせん
】とこれでもかとマナを伸ばします。
【発現する浅瀬】は最近見かけませんでしたが大量のアドバンテージをもたらしてくれる最高のカード!
【世界を揺るがす者、ニッサ】【茨の騎兵
】も戦力兼マナを伸ばすカードとして優秀!
また、面白いギミックも多数入っているのがデッキの特徴。
上記カード達でマナを大量に伸ばしたあとはずっと活躍している【ハイドロイド混成体】が巨大化して登場するのはもちろん。
【破滅の終焉】からの【終末の祟りの先陣
】を出してのワンパンも用意されています!
これを達成するとめちゃくちゃ楽しい!
珍しいカードとして【模写】も採用されており【発現する浅瀬
】を増やしてアドバンテージを得たり、【茨の騎兵
】で戦力と土地の追加、【裏切りの工作員
】をコピーすることで相手のパーマネントを多数奪う等の強力な動きをすることが可能になっています。
『エルドレインの王権』で追加されている【ギャレンブリグ城】【ヴァントレス城
】の2種類もランプデッキとの相性がよく【ギャレンブリグ城
】は【裏切りの工作員
】や【終末の祟りの先陣
】、【ハイドロイド混成体
】を唱える助けに。
【ヴァントレス城】は占術することで【発現する浅瀬
】でめくるカードを調整したりすることも可能となっています。
大量マナからでかい生物を出してドーーン!することができる非常にスッキリしたデッキになっているので是非お試しください。
サイドボード
サイドボードは環境に多いと予想されているデッキに対応したカードが採用されていました。
『サクリファイス系』
『フラッシュ系』
『ファイアー系』
『アドベンチャー系』
【否認】等
実際のMCⅦでのメタゲームは
・ジャンドサクリファイス 13.4%
・ゴルガリアドベンチャー 11.9%
・ゴルガリサクリファイス 10.4%
・イゼットフラッシュ 9.0%
・シミックフラッシュ 6.0%
となっていたようです。
サイドボードは大会毎にどういったメタゲームになるのかを予想するのが難しいですが、そこを読み切る強さというのもプロはさすがだなと感じました。
デッキ選択が上手く、プレイが上手く、サイドボード選択が上手くなりたい!
まとめ
今回は先週末に行われたMCⅦで使用された「シミックランプ」の紹介になりました。
今シーズン最後の大会だったので出来る限り放送をみていましたが、まーー面白い!
見るのが楽しいゲームって最高ですね!
他のデッキやメタゲーム等については以下の公式ページに載っていますのでぜひご覧ください。
→2019ミシックチャンピオンシップⅦ(MTGアリーナ)
さらに!
MPLの最終成績も発表されて日本人の3名も来季MPL残留が決定しました!
おめでとうございます!
来期からはまた新たなシーズンとしてMCではなく『プレイヤーズツアー』と名前を変えて新たにスタートするシーズンを楽しみにしましょう!
しかも日本での開催が2回もあります!
さらにエキスパンションも新しいのがどんどん出てきます!
まずは1月発売予定の『テーロス還魂記』を楽しみにしつつMTGを楽しんでいきましょう。
それではまた次回!