新しいセットが出て新しい環境を皆さん楽しんでいることと思います。
そんな中なんと!
公式から次回セットの発表がありました。
その名も「エルドレインの王権」!
テーマは、アーサー王伝説とおとぎ話がテーマとなっており、ハイファンタジーの中世世界とのことです!!
こ・・・これはっ!
ファンタジーファンからしたらたまらないテーマでしょう!
というわけで私はかなーーーり!
テンションが上がりました!
アートも綺麗!
王道ファンタジーを想像させるような美麗アートの山!
「基本セット2020」が発売されたばかりだというのに、次のセットが今から待ち遠しくなりました!
今回はそんな次回セットで登場するかもしれないクリーチャーの種族を紹介したいと思います。
※取り上げるクリーチャー種族は完全に筆者の想像です。
以前にクリーチャーの種族について記載した記事がありますのでそちらもご覧ください。
→MTGクリーチャーの種族って何種類いるの?「種族紹介!ゴブリン・マーフォーク・猫編」
種族について
MTGには多種多様なクリーチャーの種族が存在します。
なんとその数240種類以上!
前回も書いていますが多いですね・・・
そんなクリーチャーの種族から今回は何種族か次回登場するかもしれない、ファンタジー感のあるものを紹介しようと思います。
フェアリー
まず最初に紹介するのは『フェアリー』
ファンタジー世界にはかかせない種族です。
MTGでは主に青・黒・緑に存在しています。
最初期から登場しておりちょこちょこと登場していたが、ローウィン・ブロックにて主要な登場種族として取り上げられ、一世風靡をすることになった。
その後も多数存在して現在のスタンダードでも何種類か確認することができます。
特徴としては基本的に飛行を持ち、小型のクリーチャーとしてデザインされています。
その分能力を持つクリーチャーが多くローウィンでは多種多様なフェアリーがいました。
フェアリーで有名なカード
ヴェンディリオン三人衆
3マナ3/1、瞬速、飛行と優秀な本体に、ETB能力で手札を1枚入れ替えることができる能力を持つ。
相手の驚異のカードを取り除いたり、自分のいらないカードをルーティングしたりと器用な使い方ができる分使用方法が難しいクリーチャー。
能力を考えなくても飛行の3点クロックが強い。
ちなみに再録時にレアから神話レアに格上げされている。
誘惑蒔き
戦場に出たときにクリーチャー1体を奪う能力を持つ。
4マナ2/2、飛行のクリーチャーに付いてる能力としては破格の強さ。
奪ったクリーチャーと相手のアタッククリーチャーで相打ちして、さらに自身と相手クリーチャー1体で相打ちした場合驚異の1対3交換になる。
当時のフェアリーデッキから飛びだしてきたカードの1枚。
苦花
部族エンチャントという特殊なカード。
2マナで唱えることができ、毎ターン1ライフと引き換えに1/1、飛行のフェアリーを生み出す。
1/1とか弱いがかなり強力で、フェアリーシナジーのあるデッキで使用したり飛行で相手のライフを地味に削っていったりと大活躍したカード。
モダンでも一時期禁止されていた程。
次期セットで出てくると環境を埋め尽くしそうな1枚。
以上が『フェアリー』の紹介になります。
次回セットでは王道ファンタジーになりそうなので出てくる可能性は高い種族ですね。
フェアリーには瞬速持ちのクリーチャーも多いので、現在のシミックフラッシュの助けとなるカードも追加されるかもしれません。
個人的には大型のフェアリーなんかもいたら面白いなぁと思って期待しています!
狼・狼男
次に紹介するのは『狼・狼男』といった種族。
これまたファンタジーに欠かせない要素ですね。
ウェアウルフなんかは良く映画にもでてきます。
MTGでは主に緑・赤のクリーチャーとして割り当てられることが多い種族となっています。
フェアリーと同じく最初期から登場していましたが、イニストラード・ブロックで登場した両面カードと狼男の相性がよく大フィーバー!一気に勢力を増しました。
他にもウルフィーという狼男が呪いを解かれた種族も存在します。
ラヴニカでは基本的にモフモフしており、人を背中に乗せたりと共存する姿が描かれていて可愛いのが特徴。(セレズニア議事会)
狼・狼男で有名なカード
2マナ3/3と後述する熊に謝ってほしいレベルの優秀なマナレシオを持つ狼。
ZOOというアグロデッキで活躍した由緒ある経歴を持つ。
人気があったからかフライデー・ナイト・マジックのプロモカードとしても使用されている。
高原の狩りの達人
狩り達という愛称で親しまれた強力なクリーチャー。
ETB能力で出たときに2/2を生み出し、2点回復というそれだけで優秀な能力を持ちつつ、変身することでダメージを振りまける能力もある。
表、裏と変身を繰り返すと1体で狼軍団を作り上げる事が可能。
当時の狼代表筆頭の1枚。
アヴァブルックの町長
表は人間のロード、裏は狼のロードと2つの顔を持つクリーチャー。
2マナの軽さは嬉しく、裏面だと毎ターン2/2の狼を生成できる強力な能力を持つ。
自分の意図した通りの面を続けるのは難しいが両面ともロードなので役に立たないということが無いのが強み。
プレリリース・トーナメントの商品としてイラスト違いが存在するがそちらのイラストが個人的に気に入っているカード。
以上が『狼・狼男』の紹介になります。
両面カードで狼男が出てきたときはかなり熱い仕様でテンションがあがりました!
次回セットでも是非登場してほしい種族です。
スタンダードでは【 夜群れの伏兵】が大活躍中なので次回は狼デッキもあり得るかも!
人間
次は『人間』!
当たり前ですがMTGにもしっかりと人間がいます。
そして良く出てくるので枚数も種族の中でトップクラスなのではないでしょうか。
最初から存在していましたが、『人間』という種族を得たのは2003年のミラディンからみたいです。
意外と遅いですね。
それまでは人間とは表記されずに、職業のみが表記されていたようです。
能力は数も多いので多種多様。
伝説も多く人間デッキを作ろうとすると相当な枚数から選ぶことができます。
そんな中でも有名なカードは以下の通り。
人間で有名なカード
サリアの副官
戦場に出たときに他の人間に強化を振りまく人間。
その後人間が出るたびに自身が強化されるので気が付けばかなりの攻撃力になる。
軽いこともありスタンダードの人間アグロでは軸となったクリーチャー。
瞬唱の魔道士
戦場に出たときに墓地のインスタント・ソーサリー呪文を再使用できる能力を持つクリーチャー。
使い勝手がかなり良く、スタンダードでも他環境でも引っ張りだこになったカード。
当時は高くて手に入らなかったのは良い思い出。
再録の際にレアから神話レアに格上げされている。
秘密を掘り下げる者
コモンにもかかわらず大活躍をしていたクリーチャー。
1マナで戦場に出て次のターンに3/2、飛行で襲い掛かられると悲惨なことになる。
スタンダードだけではなく色々な環境で活躍するスーパーコモン。
以上が『人間』の紹介になります。
次期セットでも確実に登場するであろう種族。
童話のクリーチャーや、アーサー王伝説のクリーチャーが人間で出てきそうで楽しみです。
スタンダードでは【 第1管区の勇士】や【 ベナリアの軍司令
】といったようなカードが大活躍中なので、そろそろ新しい人間ロードが出てきてまた人間デッキが隆盛することを期待したいですね。
クマ
最後に紹介するのは『熊』になります。
「エルドレインの王権」に出てくるかは全く分かりませんが、先攻発表されたイラストには狩られている熊が描かれたカードがありました。
その流れで熊ももしかしたらいるのではないかと思っての紹介。
MTGでクマといえば2マナ2/2の代名詞となって使用されています。
有名な割りに意外と種類は少なく20種類程。
ですが愛称使用率でいうと恐らくNo.1だと思います!
最初期から登場している由緒正しき種族。
愛好家が多いからかモダンホライゾンではロードがデザインされました。
カラーはほぼ全て緑に割り当てられています。
熊で有名なカード
灰色熊
MTGの熊といえばこれ!由緒正しい熊。
デッキに入らずとも熊という名前はいつでも出てくる愛されキャラ。
今後も不動の存在であることは間違いない。
熊人間
熊であり人間なクリーチャー。
2マナのマナ加速クリーチャーでありつつ、墓地にカードが7枚以上ある場合は2マナ4/4という巨大なサイズになる。
一線級に活躍した熊界のエース。
熊の女王、アイユーラ
とうとう出た熊愛好家垂涎の1枚。
熊シナジーの能力は強力なので今後の熊の登場次第では活躍する可能性もあるかも?
本体は熊の名に恥じない2マナ2/2なのも嬉しい。
以上が『熊』の紹介になります。
個人的に好きな種族なので次期セットに期待したい!
現在のスタンダードでは2種類しかいない熊ですが、次期セットで熊が出てきて環境トップに躍り出ることを祈るばかり。
熊の時代来てくれ!
まとめ
いかがだったでしょうか。
MTGの特徴の1つにはこのクリーチャーの種族の多様性というものがあるかと思います。
今回は聞きなれた種族を取り上げましたが、枚数が少ない種族等も存在するのでまたいつか他の種族も紹介していきます。
今回の「基本セット2020」や次回の「エルドレインの王権」では是非クリーチャーの種族に注目してみてください。
また違ったMTGの面白さが見つかるかもしれませんよ!
メタゲームのほうは新環境のマジックフェストも終了して環境のメタが少しずつ回り始めていきそうです。
まだまだ新環境も初期なので今後のメタゲームの動きにも注目しつつ。
3ヵ月後の約束された楽しみにも期待して遊んでいきましょう。
それではまた次回!