新しいエキスパンションの「灯争大戦」ではいつも以上にストーリーのプロモーションに力が入っており、MTGのストーリー好きとしてはかなり楽しいエキスパンションとなっていました。
発売されてからも各カードのフレーバーテキストで物語を楽しんだりしていました。
そんな新しいカードの中には「神」と表記されたクリーチャーが各色に存在しています。
MTGアリーナから始めた方の中には神ってなんなの?と疑問に思った方もいるかもしれません。
実はこの神の中の何体かは過去にMTGで登場しているクリーチャーです。
今回の記事では「灯争大戦」で登場した神のオケチラ、ケフネト、バントゥ、ロナスについて少し紹介したいと思います。
登場した次元
2017年にアモンケットという次元が舞台になったエキスパンションが登場しました。
古代エジプトをモチーフにしていてゾンビや猫が多いのが特徴のセット。
アモンケットでは神と人々が共に暮らしており、来世への管理者として人々を導く存在となっていました。
結束の神【信義の神オケチラ】
知識の神【周到の神ケフネト】
野望の神【栄光の神バントゥ】
活力の神【不屈の神ロナス】
激情の神【熱烈の神ハゾレト】
この5体中の4体が「灯争大戦」でゾンビ(永遠神)として再登場することになりました。
【永遠神オケチラ】
【永遠神ケフネト】
【永遠神バントゥ】
【永遠神ロナス】
全ての名前に永遠神と付けられています。
能力も生前は破壊不能があり、ゾンビ後はやられてもライブラリーの3枚目に戻るという少し関係のある能力をもっており、1つめの能力も同じものを持っています。
【熱烈の神ハゾレト】は何故いないのか、その理由は「アモンケットブロック」のストーリーにあります。
何故ゾンビとなったのか?
神がゾンビになったり、「灯争大戦」で戦慄衆という名前のカードが沢山出てきているのは、アモンケットの全ての神の上に立つ存在が全ての元凶となっています。
【王神、ニコル・ボーラス】
今回のストーリーでも登場しているニコル・ボーラスがやはり「アモンケットブロック」でも黒幕として存在していました。
アモンケットでは崇められていましたが、アモンケット自体はニコル・ボーラスの私設軍隊(永遠衆)を作るための次元として使用していました。
永遠衆とは試練で死んだものがゾンビとなり軍隊になっていましたが、物語の中でオケチラ、ケフネト、バントゥ、ロナスはやられてニコル・ボーラスの軍隊に加わってしまいます。
そして今回でニコル・ボーラス側として、神サイクルになり再登場しました。
唯一【熱烈の神ハゾレト】だけは命を取り留めたので今回の永遠神としては登場しませんでした。
「アモンケットブロック」との繋がりのある他のカード
神サイクル以外にも「アモンケットブロック」と繋がりの深いカードがいくつか登場しています。
刻サイクルと終焉サイクル
「アモンケットブロック」
【啓示の刻】【永遠の刻】【栄光の刻】【破滅の刻】【約束の刻】
「灯争大戦」
【啓示の終焉】【永遠の終焉
】【栄光の終焉
】【破滅の終焉
】【約束の終焉
】
刻サイクルと終焉サイクルも対となって登場しています。
与えられた色は違いますが、どちらも同じ5種類。
【栄光の刻】はロナスがやられてしまうシーンが描かれています。
【破滅の刻】ではゲートウォッチと対峙している最終局面のイラストになっています。
フレーバーテキストが恐ろしい。
「ここでは一切の存亡は我の手の上よ。おぬしらゲートウォッチもな。」
そして【永遠の終焉】ではボーラスを倒したシーンであろうイラストになっています。
このフレーバーテキストも面白い。
「恐怖で支配する者の最大の弱点は、恐れることをやめた者である。」
敗北サイクルと勝利サイクル
「アモンケットブロック」
【ギデオンの敗北】【ジェイスの敗北】【リリアナの敗北】【チャンドラの敗北】【ニッサの敗北】
「灯争大戦」
【ギデオンの勝利】【ジェイスの勝利
】【リリアナの勝利
】【チャンドラの勝利
】【ニッサの勝利
】
敗北サイクルと勝利サイクルも対となって登場しています。
出てきたときのインパクトで話題になった勝利サイクルにも実は敗北があったからこそあの笑顔なのかもしれません!
どちらのカードもプレインズウォーカーを参照する能力がついているのが特徴的です。
まとめ
今回は「灯争大戦」で登場した神クリーチャー等のちょっとした説明でした。
「アモンケットブロック」との繋がりがあり、アンサーカードのようなカードもあって当時からやっているプレイヤーは懐かしい感じのするエキスパンションになったのではないでしょうか。
アモンケットのストーリーを知ると今回のストーリーがもっと面白いので是非興味を持った方はストーリーをご覧ください。
「アモンケット」と「破滅の刻」というエキスパンションのストーリーになっており。
公式から見る事ができます。
MTGは過去のストーリーの伏線が新しいストーリーに絡んでくることも多いので、続けていくとそういう楽しみ出てくるので続け得ですね!
「灯争大戦」はストーリーはありますが、英語版しかないのでどうにか日本語訳が出てほしい!!
たのむーーー日本語版小説出てくれーーー!!
MTGはゲームも楽しい、イラストも綺麗、ストーリーも最高と完璧なのでこのストーリーの部分も少し興味を持つとさらにMTGを楽しめること間違いなし!
ゲームも楽しいMTGをさらにお得に楽しんでいきましょう!