とうとう待ちに待った「灯争大戦」のフルスポイラーが出ました!
ストーリーも語られ、かなり衝撃的な展開になっていて間違いなく「灯争大戦」はMTGの歴史の中でも大事なエキスパンションになると思います。
今回は前回までに紹介していないレアカードを感想と共にまとめています。
※当サイトではレア、神話レアカードのみの紹介をしていきますのでご了承ください。
新カードを確認して新たなデッキを作る助けになればと思います。
前回までのまとめ記事も併せてご覧ください。
→「灯争大戦」プレビュー開始!新しい能力と先行プレビューされたカードを何枚か紹介!
→新エキスパンション「灯争大戦」新カード情報まとめ
→新エキスパンション「灯争大戦」新カード情報まとめ02
それではさっそく見ていきましょう!
栄光の終焉
終焉サイクルの白はX体トークンを生成します。
生成されるトークンは2/2、警戒の兵士なので、4マナある場合は2/2が2体。
6マナある場合は2/2が4体とマナがあるだけクリーチャーが増えていきます。
12マナかかるがXが10以上の場合は追加で、4/4、飛行、警戒の天使トークンを生成するというとんでもない能力となっています。
後半にトップで引いて大逆転できそうなカード。
黒き剣のギデオン
今回のギデオンは3マナの神話レア。
ストーリーでもかなり注目されるキャラクターとなっています。
常在能力は自分のターンは4/4、破壊不能、人間・兵士クリーチャーとして動けて、ダメージも全て軽減できるのでかなりの除去耐性を持つクリーチャーとして使用できます。
+1では他のクリーチャーを強化することができます。
-6では土地ではないパーマネントを対象として追放できるという強力な能力。
忠誠能力を使わなくてもクリーチャーになるので(しかも強い)白系のクリーチャーを主体としたデッキにはすんなり入る強力なプレインズウォーカーとなっています。
永遠神オケチラ
神サイクルの白のカード。
3/6の二段攻撃を持つ。
能力はクリーチャー呪文を唱えるたび、4/4、警戒、ゾンビトークンを生成するというかなり強烈な能力。
単純に展開するクリーチャーの数が倍になるうえに、4/4という無視できない強力なサイズを持っている。
すぐに対処しないととんでもないことになりそうな神様。
対処しようにも死亡するか、追放されてもライブラリーに戻るので厄介な事この上なし!
神の中で使われそうなカードじゃないかと思います。
終局の始まり
打ち消されない、2枚ドロー、動員X(Xは手札の枚数)と能力を詰め合わせたインスタント呪文。
安心して2枚ドローしつつ、最低でも2/2を展開できるのが嬉しい。
インスタントなので使い勝手もよく、コントロールデッキと相性が良い。
啓示の終焉
青の終焉サイクルはX枚ドローのソーサリー呪文。
Xが10以上の場合は、自分の墓地をライブラリーに戻す。X枚ドローする。
土地を5つアンタップする。手札の上限がなくなる。
と追加能力モリモリになる、大量のドローをするので手札の上限がなくなる能力がついてるのは嬉しい。
土地を5つアンタップできるのも、引いたカードをそのまま使用できるので強力。
使用したら追放しないといけないのに注意。
ナーセットの逆転
インスタントかソーサリーをコピーして、コピー元はバウンスするという面白い呪文。
呪文をバウンスするので【苦悩火】のような打ち消されない呪文にも対処できる珍しい呪文になっている。
ナーセット本人はアンコモンなのに、このカードはレアというなんだか面白いレアリティの与えられ方もしているカード。
戦慄衆の指揮
派手なリアニメイト呪文。
6マナで、好きな枚数のクリーチャーとプレインズウォーカーを墓地から戦場に戻せる。
点数で見たマナ・コストの合計分のダメージを受けるが、プレインズウォーカーも戻せるのが強力。
出しにくいクリーチャーや、クリーチャーとシナジーがあるプレインズウォーカーを一緒に出す戦略が生まれそうなカード。
悪への引き渡し
墓地のカードを4枚選び相手に2枚選んでもらい2枚手札に戻せる呪文。
ボーラス・プレインズウォーカーをコンロールしている場合は4枚全て手札に戻すことができる。
ボーラスをコントロールしている場合は1枚で4枚カードを手に入れることができるのが優秀。
墓地に能動的に落とせるデッキだとさらに強力なカード。
古呪
望む数のプレインズウォーカーを破壊。
自分のプレインズウォーカー1体に破壊したプレインズウォーカー1体につき2個の忠誠値カウンターを乗せるというかなり強力な呪文。
プレインズウォーカーを無条件に、好きな数倒せる上に自分のプレインズウォーカーは強化できるという強力な呪文。さすがエルダースペル!
場合によっては自分の他のプレインズウォーカーを破壊するのもアリかも。
永遠の終焉
終焉サイクルの黒のカード。
タフネスがX以下のクリーチャーを最大3体破壊。
Xが10以上の場合は自分の墓地のクリーチャーカードを全部戦場に出すという無茶苦茶な能力も付く。
例えばタフネス1のクリーチャーが3体並んでる場合は3マナで一掃できるので、3体まで倒せるという能力は強力。
アグロへの対策として、またエンドカードとしても使用したいカード。
約束の終焉
終焉サイクルの赤のカード。
墓地にあるマナ・コストがX以下のインスタント1枚とソーサリー1枚を再使用できる呪文。
1枚で2枚の呪文を再使用できるので、上手くデッキを組むと強力。
Xが10以上の場合は、それぞれの呪文を2回コピーするというこれまた強力な能力になる。
主無き者、サルカン
M19でも登場しているサルカンはレアカードとして登場。
常在能力は相手のクリーチャーが攻撃するたび、こちらのコントロールしているドラゴン1体につき1ダメージをそのクリーチャーに与える。
+1でターン終了時までコントロールしているプレインズウォーカーを全て4/4のドラゴンに変えてしまう。
-3では4/4飛行のドラゴンを生成。
能力は相変わらずのドラゴン大好き感がにじみ出ている。
しかも今回は仲間のプレインズウォーカーもドラゴンにして攻撃できるので、プレインズウォーカーをあらかじめ多数出しておけば、かなりのダメージを与えられる面白い能力になっている。
プレインズウォーカー・ドラゴンアタックをしたい!
破滅の終焉
終焉サイクルの緑のカード。
ライブラリーか、墓地からマナ・コストがX以下のクリーチャーを戦場に出すせる呪文。
Xが10以上の場合は、+X/+Xの修正と速攻を与えることが出来る。
必要なクリーチャーを直接戦場に出せるのが強力。
終焉サイクルはX10以上だと大体エンドカードになるので、終焉サイクルを使う場合は12マナでも撃てるようにしたい。
次元を挙げた祝賀
・全ての色である2/2の市民トークンを1体生成。
・自分の墓地からパーマネント・カードを1枚手札に戻す。
・増殖。
・4点回復
上記から4つを選ぶ(同じ能力を選んでもよい)呪文。
場面場面で必要な能力を選べるのが嬉しい、同じのも選んでよいので最大で16点回復することもできる。
少々重いのが難点だが、ストーリーの最後の祝賀シーンのカードなので是非使いたい1枚。
生命素ハイドラ
新たなハイドラの登場!
トランプルを持ち自分のコントロールしているプレインズウォーカーの忠誠値の合計分の+1/+1カウンターが乗った状態で戦場に出る。
さらにプレインズウォーカーに忠誠カウンターが置かれるたびに+1/+1カウンターを置く。
プレインズウォーカーにリンクしたサイズになるハイドラ。
デッキ内にプレインズウォーカーを上手く採用できればフィニッシャーとして活躍できる・・・かもしれない。
ハイドラ界の新人として【ハイドロイド混成体】を超えられるのかに注目が集まる!
戦争の犠牲
・アーティファクトを1つ破壊。
・クリーチャーを1体破壊。
・エンチャントを1つ破壊。
・土地を1つ破壊。
・プレインズウォーカーを1体破壊。
上記から1つ以上を選んで発動する呪文。
なんでも壊せます!
1つ以上なので全部選ぶと最大1枚で5枚壊せます、凄い!
お守りとしてデッキに入れたいカード。
龍神、ニコル・ボーラス
ラスボス的存在のニコル・ボーラスは神話レアとして登場。
常在能力は戦場の他のプレインズウォーカーの忠誠度能力を全て持つという破格の能力。
+1でカード1ドロー、対戦相手は1枚ディスカードかパーマネントを1つ生贄。
-3でクリーチャーかプレインズウォーカーを破壊。
-8は伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーをコントロールしていない対戦相手は敗北するという新しい特殊勝利を搭載!
さすがのラスボスということでかなり能力は強力なものばかり、プレインズウォーカーが他にいればさらに柔軟な動きができる。
ただし強力な分マナ・コストも強力!デッキを使う場合は土地をしっかりと考えないと戦場に出てくれなさそうなので注意!
-8の特殊勝利は是非ともやってみたい能力の1つ!
ケイヤの誓い
新しくゲートウォッチに加わったケイヤさんの誓いカード。
戦場に出たときに3点ドレイン。
クリーチャー、プレインズウォーカーにも飛ばせるのが優秀!
相手がプレインズウォーカーを攻撃してくるとプレイヤーに2点ドレインをするという常在能力つき。
ドレインしつつ除去としても使えるので使用されるチャンスあり!
魂の占者
自分のコントロールするパーマネントからカウンターを1つ取り除くことで、ドローができるクリーチャー。
増殖もあり、カウンターを載せる手段の多い環境なので、気軽にドローはできそう。
2/3という最低限の仕事もできそうなスペックもありがたい。
人知を超えるもの、ウギン
久々の登場の無色のプレインズウォーカーウギンはレアカードとして登場。
常在能力は無色の呪文コストが-2
+1でライブラリートップを追放して、2/2のスピリット・トークンを生成し、トークンが戦場を離れると追放したカードを手札に加える。
-3は色を持つパーマネントを破壊する。
無色を代表するような能力を持つプレインズウォーカー。
無色コストを下げるのはアーティファクトとも相性がよいので、カーンと合わせて無色を軸としたデッキを作りたくなるカード。
爆発域
蓄積カウンターを1つ載せたアンタップイン状態で戦場に出て、無色を生み出す土地。
XXとタップで蓄積カウンターをX個載せることができる。
3マナ、タップと生贄に捧げることで、点数で見たマナコストが蓄積カウンターと同じ土地以外のパーマネントを破壊する。
なんと土地でパーマネントを破壊するカードが登場!
もともと蓄積カウンターを1つ載っているので、そのままだとトークンには対処できない。
マナも出せる土地で複数個のパーマネントを破壊するのは強力。
1枚はデッキに入ることが多くなりそうなカード。
まとめ
今回の記事で全てのレア、神話レアカードの紹介をさせていただきました。
フルスポイラーが出たということは、早く遊びたくなる時期がはじまります!
MTGアリーナでは「灯争大戦」で遊べる日が4月25日となっています。
はやく遊びたい!
遊べるまでもう少しなので、新しいカードを使った新デッキを考えて「灯争大戦」の発売を楽しみに待ちましょう!!
当ブログでも新しいカードを使ったデッキを紹介したいと思いますので、そちらも是非ご覧ください。
それではまた次の記事でお会いしましょう!