ミシックインビテーショナル最高に面白かった!!
皆さんはご覧になったでしょうか。
非常にハイレベルかつ新しいフォーマットでの開催となり最高の舞台を見届ける事ができ感無量でした。
MTGにおける今後のBO1はどういう風に動いていくのか楽しみなところであります。
また、MTGアリーナによる対戦だとシャッフルやジャッジの必要がなく対戦がスムーズに進むのも魅力の1つでした。
エフェクトの見応えもあってe-sportsとしてしっかりと成り立っているなと感じました。
最終日は10万人を超える視聴者が見てたとのことでこれはヤバい数字ですね。
今後のMTGの動きが楽しみですが、今回はもうすぐ発売と迫ったエキスパンションの記事になります!
そう、「灯争大戦」です!
今回のミシックインビテーショナルの最終日にパネルプレビューが開始され20枚以上のカードが先行公開されました。
その中から注目カードと新能力をみていきましょう!
プレインズウォーカー
まずはやはりプレインズウォーカーからでしょう!
今回は大量にプレインズウォーカーが出てきて、パックを購入すると必ず1枚封入されているというサービスっぷり!
てことは毎回神話レアが出てくるの?
実はそういうわけではなく、初のアンコモンのプレインズウォーカーが登場しました!
ただしアンコモンのプレインズウォーカーは(マイナス)能力しかないのが特徴です。
さらに今までとの違いがあり、各プレインズウォーカーに忠誠度以外の能力が付けられています。
ちょっと違いますが、エンチャントのような英雄譚のような使用方法が可能になるかもしれません。
ここから日本語で出ているカードを紹介します。
【無頼な扇動者、ティボルト】
ティボルトは久しぶりに登場!色々と人気のあるプレインズウォーカーの1人です。
ライフを回復できない常在能力が強力で、火力を使うデッキのサイドボードで活躍できるかもしれません!
-2能力のデビル・トークンも相手にダメージを与えやすいのでマッチしています。
【群集の威光、ヴラスカ】
ヴラスカもアンコモンですが、今回で使用できるセットでは3枚目の登場!
接死持ちのクリーチャーを強化できる能力を持っています。
-2能力で小粒ですが自前で強化できるクリーチャーを生成できるのも優秀ですね。
パワーが低くてもプレインズウォーカーを破壊できる能力を持つのも面白く、プレインズウォーカーを破壊されたくない場合は接死持ちをブロックしないといけないというプレッシャーを与えられます。
接死持ちの強力なクリーチャーが登場すると輝くプレインズウォーカーになりそう。
【神秘を操る者、ジェイス】
ジェイスはレアのプレインズウォーカー、レアでのプレインズウォーカーも神話レアがない時代しか存在しないのでかなり久しぶりの登場です!
能力はかなり面白い能力。
ライブラリーアウトが勝利条件になるという常在能力付きです。
+1ではライブラリーを削りつつドローができるので自分の勝利条件と噛み合っています。
-8は最後の仕上げに使用する能力。
尖った性能ですが、新しいデッキを作れそうな面白いプレインズウォーカーなのでデッキを作ってみたくなります!
【戦慄衆の将軍、リリアナ】
リリアナはいつもの神話レアでの登場!どうやらレアリティが下がるごとに能力が1つずつ減るデザインのようです。
リリアナは誘発能力を持ち、クリーチャーの死亡でドローをすることができます。
+1でクリーチャーを出せるので、自分を守る能力が嬉しい。
-4ではお互い2体クリーチャーを生け贄にするというハデめな能力、自分は2体生け贄にして誘発能力で2枚ドロー可能、一気に戦況をひっくり返せる可能性のある能力です。
-9は相手のパーマネント数を削る能力です、土地も1枚になるのが強力。
6マナと少々重めですが、クリーチャーを2体倒せるのは魅力的なデザインになっています。
はたして使われるのか・・・トレイラーの影響もあり使用したいカードです!
動員・軍団
「灯争大戦」では新しくキーワード能力が追加されました。
動員はクリーチャーを強化か、クリーチャーを生成することができる能力となっています。
【無情な前進】
動員3のソーサリー。
1枚目で3/3のクリーチャーになり、その後使用すると6/6に成長させることができるのでリミテッドで使ってみたいカードとなっています。
【戦慄衆の侵略】
アップキープにライフを失いつつ動員1を行うエンチャント。
枚数が重なると強力な軍団を作れるカードとなっています。
2マナでは【苦花】という強力なエンチャントが存在するので、このエンチャントも強力かも!
【蔓延する蛮行】
ラクドスカラーのソーサリー呪文。
軍団のパワーを参照する全体火力呪文となっています。
軍団が他にいない場合は4マナ全体2点と少々頼りないですが、クリーチャーを生成しつつ打てるというのは強力。
他に軍団がいる場合は3点以上のダメージを与えることができるのでデッキ構築によっては非常に強力な全体火力になります。
新しいラクドスデッキも楽しそう!
増殖
増殖は以前あったキーワード能力の再録ですが、今回はカウンターを使うカードが非常に多いためかなり面白い能力になりそうです。
プレインズウォーカーの忠誠度を増やしてもよし、順応などで乗せた+1/+1カウンターを増やしてもよし!
面白い使用方法のできるカードが出てくるとデッキ構築も楽しくなりそうな能力です。
【流束の媒介者】
クリーチャー以外の呪文を唱えると誘発して増殖を行うクリーチャー。
呪文多めのデッキに入っていると面白い動きをしてくれそうなカードです、プレインズウォーカーがいた場合軽い呪文を連打するだけですぐに奥義が打てそう!
その他新カード
【狼煙上げ】
白のレアカードでインスタントのサーチカードです。
プレインズウォーカーを2枚持ってくるというなかなか強力な能力。
スーパーフレンズ(プレインズウォーカー・コントロール)のようなデッキを作る場合にはありがたい呪文になりそうです。
フレーバーテキストには「自分のことを救えないとしても、誰かにチャンスを与えるために戦うのだ。」という非常にアツイフレーバーが!
頼むから自分のことも救ってほしいです・・・
【ボーラスの城塞】
強烈な能力をもつ伝説のレアアーティファクト。
ライブラリートップからマナを使わずに呪文を唱えることができるようになります。
ライフを支払わないといけないというデメリットはあるものの、非常に強力な能力です。
タップとパーマネント10個生贄で10点のライフを失わせる能力も、最後の10点を削る必殺技になる可能性がある使ってみたい能力です!
しかしこのイラストの禍々しさといったら・・・
今回のストーリーではボーラスがどういった立ち位置でどういう動きをするのか、このイラストを見ながら想像して待とうと思います。
まとめ
最終日に公開開始されたプレビューですが、もうアツいアツい!
今回はプレインズウォーカーが大量に出てくるのが特徴で、初のアンコモンのプレインズウォーカーが登場して能力も常在、誘発能力がある初めてのプレインズウォーカー。
もう初めて尽くしで今後はどういうデッキが出てくるのかを楽しみにしておきたいですね!
カードのワクワクもですが「灯争大戦」のトレイラーも本当に凄かった!
今までは2Dをソフトを使用して動かしていたと思うのですが、今回は(おそらく)完全3D!もうね映画です映画!
しかも絵作りも最高トレイラーシナリオも最高!と、たまらない完成度でした。
まだ見ていない方はぜひ公式チャンネルから見れるので見てみてください。
「灯争大戦」はストーリーも新カードも今からどうなっていくのかを期待しながら今後のプレビューも見ていきましょう!!