今回は白青赤のジェスカイコントロールの記事を紹介します。
12月14~16日に開催されたワールド・マジック・カップ2018で優勝したフランスチームのデッキです。
デッキを使用した動画
ジェスカイコントロールのフィニッシャーの選択は様々なパターンがありますが、今回紹介するデッキではボードコントロールをしつつ【火による戦い】と【発展+発破
】で10点ダメージ×2回を与えるのを目指すことになります。
デッキ紹介
デッキ内容は以下の通りです。(日本語のみ表記)
Jeskai Control
各カードの役割
このデッキにはクリーチャーを採用していません。
【火による戦い】のキッカーコストを支払い10点ダメージをプレイヤーへ。そしてそれを【発展
】でコピーして20点ライフを一気に削るのがメインの勝ち方になります。
【発展】の効果は点数で見たマナ・コストが4以下のインスタント・ソーサリースペルをコピーする。とありますがキッカーコストを支払っても、【火による戦い
】の点数で見たマナ・コストは3のままなのでコピー可能です。
20点ダメージを与えるには11マナ必要になるので、デッキ内の残りのカードを駆使してひたすら時間を稼ぎましょう!
プレインズウォーカー二種は追加のフィニッシャー&ドローソース&除去として使用できます。それぞれ単体で強力なカードなので非常に頼りになります。
通常のコントロールよりも更に土地を毎ターンセットし続けることが重要になります。
【活力回復】はライフを3点回復し時間を稼ぎつつ1ドロー。【薬術師の眼識
】は2ドローを2回、どちらも4枚ずつ採用されています。
コントロールデッキには諜報のついている【悪意ある妨害】が優先されがちですが今回のデッキでは【イオン化
】を採用しています。ライフ回復された場合や【発破
】のX点ダメージ+【火による戦い
】の10点で11マナに届いていない状況でも勝ちやすくするためだと思われます。
後は序盤にも使いやすい【否認】【中略
】を1枚ずつ採用しています。
数に対抗するために優秀な軽量全体除去の【轟音のクラリオン】をフル投入し、【残骸の漂着
】は複数体でのアタックや【殺戮の暴君
】へ使用します。
単体除去枠の4枚のカードは全て追放除去となります。除去範囲が広い除去を散らして採用してあります。
序盤に使った【火による戦い】や【発展+発破
】を回収したり、Ⅲ章の効果で最速で9ターン目に20点ダメージを与えることが可能になります。
赤単などのアグロデッキとの対戦では【活力回復】を手札に戻す事で時間を稼ぎ、一発逆転をできるようになります。
まとめ
11マナ揃うまで耐えつつ【火による戦い】と【発展+発破
】をドローカードで探します、どれだけ劣勢でも対戦相手のデッキが回復・カウンターを採用していないデッキであれば、11マナと上記2枚が揃えば勝利できるのがとても魅力的です。
1ターンの隙があれば一撃で勝負を決められるので、コントロール同士でも戦いやすいと感じました。
この二枚をフィニッシャーにした別パターンのデッキも作ってみる予定です!
インポート用データをダウンロード
以下にインポート用のテキストを掲載してあります。

ジェスカイコントロール(txt)