最近はどんどんメタゲームが回っていて一時期のようなこのデッキばっかりに当たる!
ということが少なくなってきたきがします。
メタゲームが回ると楽しいですが、このデッキはどんなデッキで何を気をつけておいたほうがいいんだっけ?と分からなくなる場合もあるかと思います。
※メタゲームに関しては下記記事をご覧ください
→流行りを見極めて勝率をあげよう!「メタゲームって何?」解説と利用方法
今回はMTGアリーナでよく使われているデッキと戦うポイントを簡単に載せていこうと思います。
まだ各デッキを覚えていない!どういうカードが効くのか分からない!といった方は参考にしてみてください。
※今回の記事はメインデッキを対象としてメインで気をつけたいポイントを紹介しています、サイドボードの記載はありませんので御了承ください。
メタ上位のデッキと戦うポイント
ゴルガリミッドレンジ
まずは長らく環境の前線にいるゴルガリ(黒緑)ミッドレンジからになります。
ゴルガリミッドレンジの特徴としては、序盤は探検持ちのクリーチャーを展開して、戦場を支配したらプレインズウォーカーを出す安定した支配力が特徴です。
よく見るカードとしては
【ラノワールのエルフ】
【マーフォークの枝渡り】
【探求者の従者】
【翡翠光のレインジャー】
【野茂み歩き】
【貪欲なチュパカブラ】
【殺戮の暴君】
【ゴルガリの女王、ヴラスカ】
【ビビアン・リード】
【採取 // 最終】
上記カードがよく見るカードだと思います。
1ターン目に【ラノワールのエルフ】が出てきて【翡翠光のレインジャー
】に続く動きはよく見かけるのではないでしょうか。
【野茂み歩き】が出てきた後にどんどん探検されて大変なことになったり
こちらのクリーチャーは【貪欲なチュパカブラ】で倒される、なんてことも経験したことがあるかと思います。
ただ探検にしろ、【貪欲なチュパカブラ】にしろ戦場に出た時の誘発能力なので
このデッキへの解答として大会等で用意されたのが【トカートリの儀仗兵】になります。
ゴルガリミッドレンジは【トカートリの儀仗兵】を出されるだけで大半のクリーチャーの戦場に出た時に誘発する能力を封じられてしまうので、大分動きを悪くすることができます。
白系のデッキがメインから入れている事もありました。
動きに気をつけることとしては、序盤に相手にベストな動きをさせないことが大事です。
例えば野茂み歩きの次のターンは探検クリーチャーが出ることが多いので、野茂み歩きは出た時に早めに処理するのがオススメです
最大タフネスが3以上のクリーチャーを打ち取れるようにするのも大事ですね。
相手のクリーチャーをうまく処理できればその後出てくるプレインズウォーカーに対処しやすくなるのも大きいです。
注意としては【ショック】等の2点以下の火力がある場合は【翡翠光のレインジャー
】を戦場に出て、能力がスタックに乗るのに対応して撃つと倒すことができます。
後半は大きめのクリーチャーが出てくるのでそこへの解答も持っておきたいところです。
最近では【殺戮の暴君】がよく出てきますね。
【殺戮の暴君】は全体除去で対処するか、クリーチャーで打ち取るか、無視して先に相手を倒すかという選択をして、うまく乗り越えていきましょう!
あとは相手の除去にも気を使うと良いです。
横に展開するデッキの場合は、相手のクリーチャーでブロックできない数になるのでどんどん攻めることができますが、【採取 // 最終】によって一気にひっくり返されることがありますので、相手のマナがどれくらいあるかは常に確認しましょう。
上記を気にしながら戦うと以前より少し勝率アップするかもしれません!
ゴルガリミッドレンジは安定してクリーチャーも除去もあるので強敵ですが、うまく乗り越えていきましょう!
イゼット・ドレイク(青赤ドレイク)
最近MTGアリーナでもよく見るイゼット・ドレイク(青赤ドレイク)ですが
基本的には【弧光のフェニックス】を墓地に落としてから、能力で戦場に戻して攻めてくる&【弾けるドレイク
】【奇怪なドレイク
】の圧倒的な攻撃力で攻めるといったデッキになります。
このデッキでよく見るカードは
【弧光のフェニックス】
【弾けるドレイク】
【奇怪なドレイク】
【ゴブリンの電術師】
【ショック】
【溶岩コイル】
各種軽めのドローカード
上記をよく見るのではないでしょうか。
2ターン目に【ゴブリンの電術師】が出てきて、早ければ3ターン目から【弧光のフェニックス
】がアタックしてきて気がついたら2体3体と増えていてやられるという経験があるかと思います。
このデッキはキーカードとして【ゴブリンの電術師】があります。
このカードが残っていると呪文が1マナ軽くなるのでガンガン呪文を回すことができるようになるので一気に【弧光のフェニックス】まで到達する可能性が高くなります。
なので、まずは2ターン目に出てきた【ゴブリンの電術師】を倒すというのが重要です。
そして次にやっかいな【弧光のフェニックス】は追放してしまえば大丈夫なので可能な場合は追放除去を使うと良いです、【溶岩コイル
】【議事会の裁き
】【残骸の漂着
】等があります。
また、このデッキはアタックしてくるクリーチャーは全て飛行をもっているのも厄介な点なのでブロックできない場合は除去することをしっかり意識しましょう。
ドレイク達は墓地の呪文の数だけ攻撃力が高くなるので、攻撃力10あたりまで伸びることも多く放置できないのでドレイクには確定除去を使うのがオススメです。
あとは【最大速度】からドレイクに速攻を付けての突然死もあるので、しっかり相手の墓地の呪文の数を気にしてインスタントの除去等がある場合は撃てるようにしておきましょう!
上記のポイントに気をつけると戦いやすくなるかと思います。
イゼット・ドレイクは【弧光のフェニックス】枚数にも左右されるので動きが悪い時は一気に勝負を決めに行くといいかと思います!
ジェスカイコントロール(白青赤コントロール)
MTGアリーナのコントロールで一番見ることが多いのはこのジェスカイコントロール(白青赤コントロール)ではないでしょうか。
カウンターから、除去からプレインズウォーカーとかなり強いカードが多いデッキになっています。
よく見るカードは
【弾けるドレイク】
【パルン、ニヴ=ミゼット】
【封じ込め】
【轟音のクラリオン】
【ドミナリアの英雄、テフェリー】
【残骸の漂着】
各種カウンター
といったカードをよく見かけると思います。
こっちが出したカードをカウンターされ、出たと思ったら除去されて【ドミナリアの英雄、テフェリー】が出てきてどうしようも無くなって投了!
という流れは味わったことがあるのではないでしょうか。
このデッキは除去とカウンターで守りつつ【ドミナリアの英雄、テフェリー】や【パルン、ニヴ=ミゼット
】に繋げる事が大事になってきますので【アダントの先兵
】等の死ににくいクリーチャーでダメージを稼がれるのは苦手としています。
ジェスカイに強いクリーチャーだと他には除去されにくい【殺戮の暴君】だったり【パルン、ニヴ=ミゼット
】【弧光のフェニックス
】も嫌がられるクリーチャーになります。
最近は追放除去も入っているのでそれのデッキに入っている枚数によっては【アダントの先兵】【弧光のフェニックス
】は対策されてしまうこともあるので注意が必要です。
弱点としてはマナの安定供給が現状だとしにくいので相手の土地に青が2色出るかどうかも大事になってきます。
確定カウンターの【悪意ある妨害】は青を2マナ、軽い全体除去の【轟音のクラリオン
】は赤白マナを使うので土地を見ておくのは非常に大事ですね。
ただし、確定カウンターではないですが【本質の散乱】【否認
】【中略
】は青マナ1つで大丈夫なので注意!
【パルン、ニヴ=ミゼット】や【ドミナリアの英雄、テフェリー
】を出したターンは大きいアクションになってスキができることも多いので、こちらも2アクションしたり【パルン、ニヴ=ミゼット
】や【ドミナリアの英雄、テフェリー
】を除去したいターンになります。
【パルン、ニヴ=ミゼット】は除去呪文だとドローされてしまうので、可能ならばクリーチャーやプレインズウォーカーで除去できると理想的です。
ジェスカイコントロールの全体除去は【轟音のクラリオン】や【残骸の漂着
】があるので相手の土地をしっかり把握して全体でアタックにいかないといった選択肢も大事になってきます。
序盤をしのがれるとかなりキツイ部分もありますが、こちらも手札をためて2アクション以上取れるように動いていくと勝率が少し良くなるのではないかと思います!
白ウィニー
プロツアー直後から一気に数が増えたデッキです。
一気に戦場にクリーチャーが出てきてパワーアップしてドカーン!という数の強さを思い知らされことも多々あります。
【ベナリア史】等のパワーカードのバックアップもあり攻撃力全振りなデッキ
よく見るカード
【空渡りの野心家】
【アダントの先兵】
【ベナリアの軍司令】
【敬慕されるロクソドン】
【軍団の上陸】
【ベナリア史】
【議事会の裁き】
上記カードはほぼ必ず出てくるカードになります。
【空渡りの野心家】【アダントの先兵
】【ベナリア史
】と動かれて【ベナリアの軍司令
】が次に出てきて一瞬でゲーム終了もよくあるパターンですね。
何度轢かれたことか(´∀`;)
このデッキは軽いクリーチャーをどんどん戦場に送りだして相手のライフを攻めていくデッキになります。
特に【アダントの先兵】が除去しにくい上に毎ターン3点ダメージを叩き出すのが厄介です、【アダントの先兵
】に対処するにはマイナス修正のカード【渇望の時
】等や追放除去【ヴラスカの侮辱
】等か、タフネスが4以上のクリーチャーが必要になってきます。
【空渡りの野心家】【短角獣の歩哨
】【不屈の護衛
】といった1マナのクリーチャーが大量に入っていて2ターン目から攻撃をしかけてくるので、こちらも早めに防御クリーチャーを出したり、1体ずつ除去したりと対応していかなければなりません、ただドローはないので相手のクリーチャーを裁く事ができれば息切れをするのでこちらにチャンスが回って来ます。
一番の対策としては全体除去になります。【黄金の死】【残骸の漂着
】【煤の儀式
】【焦熱の連続砲撃
】などは横展開をする白ウィニーの弱点になります。
気をつけないといけないポイントとして【ベナリア史】を出されてから2ターン目にはトークンが4/3にまで大きくなり大ダメージを受けるので、そうなる前に処理をするのが大切になります。
かなり序盤の動きにかかってくる相手ですが、適切に処理をして対応していきましょう!
以上で最近良く見る4デッキについてのポイントを紹介しました。
相手のデッキから何が出てくるかを覚えるとそれだけでも勝率があがりますので是非活用してください。
今回はメインデッキのみの紹介なので、どうしても対応できない相性のデッキがあるとは思います、そういう場合は今はこれが多いなと読んで有利なデッキを使うのもよいですね!
また、MTGではマッチ制といって2本先取の戦い方があります。
マッチ制の場合は1回戦が終わる毎にサイドボードというデッキと別に用意した15枚のカードをデッキに入れて、次の試合を戦うことができますので、そのサイドボードに自分のデッキだと勝てない相手用のカードをピックアップして戦うことができます。
大会等は基本的にはマッチ制なのでMTGアリーナで始めた人はシングル戦でも遊べますが、メインとサイドボードも組むようにしてマッチ制のイベントに参加するのも楽しいと思いますので是非遊んで見てください。
MTGアリーナでのイベントの詳しくは別記事を参考にしてください
→MTGアリーナのイベント(大会)について
それでは相手のデッキを覚えて勝率を上げていきましょう!!